はじめに

どんな人におすすめか?
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もちろん「自分のやりたいこと」を見つけたい人。
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自分の今の仕事や生き方に不満は無いけれど100%納得もできていない人。
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「自分のやりたいこと」だけでなく、自分の考え方や好きなものを見つめ直したい人。
著者について
著者は八木仁平さんです。
八木さんは早稲田大学卒業後に独立したものの、お金以外の働く目的を失って軽度の鬱に…。
本当にやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組むその手法を発信し始めたところブログ歩いて2,600万PV Twitterフォロワー数24,000人超え全国から問い合わせが殺到し年間200人がやりたいことを探しを終わらせ、夢中な自分で生きる仲間を増やしている。
著者の背景
著者の八木仁平さんは学生時代なんとなくの気持ちでコンビニバイトをしていました。しかし、コンビニバイトではレジ打ち、商品の陳列だけでなく、ホットスナックの準備やたばこの銘柄の暗記のような多くの仕事をこなす必要があり、彼は次第にコンビニで働くモチベーションを失っていき、最後には店長にクビを言い渡されました。
自信を失った彼は性格診断を受けて自分の<得意なこと>と<苦手なこと>を理解し、自信を取り戻しました。そして自分の得意を活かせるブログを書くことを始めました。ブログを書くことは彼の性にあっていて続けていくうちに月100万円以上を稼ぎだせるようになっていました。
大学卒業後は独立し働いていましたが、途中からお金を稼ぐことだけが目的になっていて途中体を壊し体してしまいました。体調が回復した後、彼は「自分が本当にしたいことは何か?」ついて深く考えるようになり、沢山の本を読み、面白そうなセミナーがあったら参加し、自分が本当に何をしたいのかを探しました。
本作について(概要)
やりたいこととは何か?
筆者曰く、「やりたいこと」は
「(好きなこと)×(得意なこと)×(価値観)」この3つの条件の重ね合わせで見つけることが可能である。
やりたいことを見つける意味
- 自分のやりたいことをすることで人生の満足度が上がる。
- 自分の人生のコンパスを持つことで選択を迫られた時に迷いがなくなる。
- やりたいことが明確であると就職活動時に無敵の存在になる。
NGな見つけ方方法
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当てもなくとりあえず何か試すこと。
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「やりたいこと」と「なりたいこと」を混同すること。
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自分の苦手を克服しようとすること。
感想
おすすめポイント
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私が非常に気に入った文章(Chapter5 p,130)
この章では苦手な分野を克服することよりも得意なことを磨くことに力をと注ぐことについて語っています。その中で「学校のテストでは、1教科100点満点、全ての教科の合計点で評価されます。けれど仕事は違います。点数の上限がありません。ですから1つの教科で1000点や10000点を目指せばいいのです。」という一節があります。世の中で苦手なことを埋めて勝負するよりも、得意なことを磨き上げて勝負するという説明がとても新鮮な言葉であり、著者の経歴を踏まえるとより重みのあるものでした。
また私が尊敬する人の一人であるリベラルアーツ大学の両学長も彼の公式Yutubeで得意を伸ばすことについて指摘していたのである程度真実なのかなと考えています。興味のある方は見てみてください。(https://youtu.be/CR2Qky7j0XY?feature=shared)
もちろん苦手なことを改善して人間として成長してよりよい状態になるという考え方も非常に大切だと思います。
面白いポイント
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「適職の科学」で紹介されている適職の原則では『「好きなこと」を仕事にしてはいけない』と紹介されている。けれども本作では「本当にやりたいこと」の条件に「好きなこと」を加えている。これは「やりたいこと」を絞り込む条件に「好きなこと」以外の要素(「得意なこと」、「大事なこと」)を組み合わせることで、「適職の科学」で紹介された法則を上塗りしていると考えると面白い。つまり、「やりたいこと」を絞るために、「好きなこと」という要素だけで絞ることでは足りないと分かりました。
この本の凄いところ
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参考文献が比較的豊富(22冊)
合わせて読みたい
- 「適職の科学」/鈴木祐
- 「エッセンシャル思考」/グレッグ・マキューン

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